Symphony Project
シンフォニー・プロジェクト
これまで「ORTMusic」では
コンサート企画制作を中心に
公演などを行ってきましたが
2019年秋
このシンフォニー・プロジェクトを立ち上げ
音楽以外の
主として文化にかかわる企画を
手掛けていきます
いろいろな人がいる
多種多様な考えがある
たくさんの人たちと響き合いたい
いろいろな思いや考えを
聴き 話し
より豊かな社会や未来を
考える場を創り出す
そんな願いをこめて
(シンフォニー・プロジェクト代表 黒田京子)
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2019年の企画
“Symphony Project vol.1” 『終わりのない旅の始まり』 ~旅ってなんだろう? ほんとうに豊かな暮らしとは?~ |
▼概要 自転車で北米&南米を1年間かけてひとりぼっちで縦断した青木麻耶さんの講演、そして世界42ヶ国を周った関谷昴さんとの対談をお聴きいただいた後、お二人もまじえて参加者のみなさんと交流会を行います。 ▼日時 2019年10月26日(土) 開場 18時15分、開始18時30分 第一部 18時30分~ 講演:青木麻耶 第二部 19時10分~ 対談:青木麻耶&関谷昴 第三部 20時30分~ 交流会 ▼会場 府中市市民活動センター プラッツ 6階 第1会議室 東京都府中市宮町1-100(京王線府中駅直結) 042-319-9703 ▼料金 一般2000円、学生1000円 交流会参加費 別途1000円(軽食、飲み物付き) (交流会にも参加される方のチケット代は、 一般3000円、学生2000円、になります) ▼主催 Symphony Project (府中市市民活動センター プラッツ登録団体) ▼予約・問合せ ★予約フォームはこちらをクリック! (簡単に予約できます) ★e-mailでのご予約はこちらまで Symphony Project(黒田) kkyoko@ortopera.com 上記、私宛にメール予約をされる方は、 お名前 ご連絡先(当日連絡がとれる電話番号) メールアドレス 希望枚数 交流会参加希望の有無 を明記の上、上記メールアドレスまでご連絡ください。 *注:予約時に、交流会にも参加するかどうか、 必ずお書き添えください おかげさまで満員御礼となりました! 当日券は出ませんのでご理解くださいませ。 (2019.10月24日) |
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『終わりのない旅の始まり』 「今、娘が鶏をさばいているから、今日のお昼は参鶏湯よ!」数年前、長野県で養鶏を営んでいる高校時代の友人の家に同級生たちと遊びに行ったとき、こんな風に紹介されたのが青木麻耶さんでした。さらに、「私、鹿もさばけるんです!」と麻耶さんが胸を張って言うものですから、この陽に焼けた細い身体の娘さんは、いったいどうしてこんなことになっているのか?このような娘を育てた親の顔が見てみたいという思いで、自分の目の前にいた母親である友人をまじまじとみつめたことを思い出します。 その後、なんと女性1人で北米&南米縦断の旅に出る、しかも自転車で!というではありませんか。2016年5月に日本を発った麻耶さんの様子はSNSでほぼリアルタイムに知ることができたのですが、泣いたり、笑ったり、えっ?事故で頭を打って死にかけた?だ、だ、大丈夫かあ?と、みんなが心配するようなこともありながらも1万1千キロを走破し、1年後に帰国。さらに国内も自転車で旅しました。 * この町でいろいろな人たちと響き合いたいという願いを込めて立ち上げた「シンフォニー・プロジェクト」の第1回目は、第1部にこの青木麻耶さんの自転車旅のお話しを伺います。そして、第2部は、これまた、なんとまあ、大学在学中に世界42ヶ国を旅したという関谷昴さんとの対談を楽しんでいただきます。 でも、この企画は麻耶さんや昴さんの思い出話を聴く会ではありません。そうした旅を経験したお2人から、旅をして学んだこと、今、考えていること、たとえばパーマカルチャーのこと、その土地に伝承されている手仕事や文化のことについて話しを伺い、私たちの明日にもつながっていく時間を持ちたいと思っています。そのためにも、講演、対談が終わった後に、フランクに話しをする交流会を設けていますので、別途参加費をいただきますが、多くの方に参加していただければうれしく思います。 府中市内には東京農工大学、東京外国語大学、2つの国立大学がありますが、日本の農業や林業、環境問題などに興味がある学生のみなさん、世界一周の旅をしたい、異文化に触れたいと思っている若者たちには、とても有意義なひとときになると思います。また、旅に出たいと子どもから言われて困っている親御さんには、何かヒントがあるかもしれません。あるいは、自分の人生にはこの2人のように旅をすることはなかったけれど、自分もちょっと旅に出てみようかなと思うきっかけになるかもしれません。この企画が旅をすることの意義や、これからの暮らしを考える機会になれば幸いです。 なお、麻耶さんが自転車旅のことをまとめた本『なないろペダル わたしが自転車で世界の果てまで旅する理由』が本年9月に出版され、これはその刊行記念イベントでもあります。会場で本を販売しますので、どうぞ気軽にお買い求めください。 (シンフォニー・プロジェクト代表 黒田京子) |
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フライヤー表 フライヤー裏 |
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▼プロフィール 青木 麻耶(あおき まや) 1986年神奈川県横浜市出身。農学部森林科学科卒業後、大手メーカーで経理に就くも「パソコンいじるより土いじりたい」と思い立ち、山梨県都留市に移住。NPO法人で農体験や家づくりのワークショップ、馬耕、子どもキャンプなどに携わる。趣味で狩猟(わな)をはじめ、ジビエ料理や皮なめしを研究する中で、先人の知恵や文化に興味を持つようになる。2016年5月から1年間、北米・南米8カ国を自転車で移動し、各地の持続可能な暮らしや手仕事を見て周る。帰国後、2017年6月から約半年間で31都道府県を走り、伝統文化や自然と寄り添った暮らしを営む人たちと出会う。ローカルな日本の魅力を伝えるために、ガイドやライター業を通して人と人をつなげ、情報発信を続ける。 関谷 昴(せきや すばる) 1993年神奈川県平塚市生まれ。東京外国語大学英語専攻卒。在学中フィリピンでの教育支援活動を約5年続け、世界一周37か国を周りながら外大の留学生・OBOGにインタビューを行うプロジェクトを敢行。帰国後は大学の近くにシェアハウス「たまりば!」を設立し、家主になる。2017年春には内閣府が行う「世界青年の船」に乗船し、世界11か国の青年たちと南太平洋4か国を回りながら議論を深める。7年かけて大学を卒業し、現在は府中市市民活動センター・プラッツ職員として市民活動の応援をし、多様性溢れる豊かな街の実現を願っている。「有機的なコミュニティ」が豊かな、「持続可能なまちづくり」がテーマ。 |