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(最新ニュース)

2004年


▼ ブラームス・プロジェクト改め、黒田京子トリオ レコーディング(12月26日up)

今年1月から、ほぼひと月に一回、ライヴ活動をしてきたブラームス・プロジェクトのレコーディングが12月26日に行われる予定です。あまり硬い感じではなく、これまでやってきたことのプロセスの一環として、一度i拠点にしてきた大泉学園・inFを出て、お客様のいない所で録音してみよう、といったスタンスです。録音するわけですから、その先にあるのはCD発売ということになりますが、実際この時の録音がCD化されるかどうか、またそれにあたった具体的な詳細はまだ何も決まっていません。ともあれ録音してみよう、という感じです。

この翠川敬基(cello)、太田惠資(vl)、3人のユニットは、来年以降も活動を続けていく予定です。どうぞこれからも応援してくださいませ。



▼ 喜多直毅(vl)さんのCD『HYPERTANGO 2』発売 (12月26日up)

喜多直毅(vl)さんが何人かの方たちとデュオで演奏した作品を中心にしたアルバム『HYPERTANGO 2』が発売されました。私は一番最後に収められているアストラ・ピアソラ作曲「Oblivion」で、彼とデュオで演奏しています。興味のある方はぜひお求めくださいませ。彼のwebからも購入できます。



▼ エッセイ『月見草』(ブラームス・プロジェクト)に対する投稿募集を締め切ります (10月22日up)

大泉学園・inFにて、ブラームス・プロジェクトによる、ブラームス作曲『ピアノ三重奏曲 第一番』の発表があってから、約三ヶ月の月日が流れました。この企画の言い出しっぺであるinFのマスターの言葉を借りれば、そこまでがブラ・プロ第一楽章だったとすると、現在は第二楽章に入り、新たな出発を始めたということも言えるかと思います。また、投稿募集を呼びかけてから、約二ヶ月経ちました。このトリオ(黒田京子トリオ)での活動は今後も続けられますが、投稿については、ここでひと区切りつけたいと思います。

現時点(10月22日)で、投稿は12通にものぼりました。みなさまのご協力に、心から感謝いたします。ほんとうにありがとうございました。



▼ 日々雑感『洗面器』を始めました (8月23日up)

8月23日付けより、再び日々雑感を書き綴る『洗面器』を始めました。不定期なアップになりますが、ご感想、ご批判、なんでもうけたまわります。お気軽にご意見等お寄せくださいませ。



▼ エッセイ『月見草』と投稿募集について (8月21日up)

新しく、エッセイ『月見草』を始めました。第一弾は、今年1月から活動を始めた、ブラームス・プロジェクト(ブラームス作曲『ピアノ三重奏曲 第一番』を演奏するのが目的)のことを中心とした、私のこの約半年間のできごとをまとめました。

このエッセイはブラ・プロのことのみならず、図らずも、私のピアノ歴やピアニストとしての自分のこと、ピアノという楽器のこと、調律のこと、クラシック音楽、ジャズ、即興音楽のことなど、広範囲に渡ってあれこれまとめたものになっています。

さらに今回、既にトップページには告知していますが、実際にこのブラ・プロの演奏を聞かれた方などから、またこのエッセイへの感想、ご意見、ご批判などの投稿を募集する試みをしてみることにしました。その主旨は”投稿募集”のページに書きましたので、興味のある方はご覧になってみてください。

ということで、みなさんからの投稿を広く募集しています。きわめてアナログ(アナクロ、という意見もあるか?)な方法をとりますが、多くの方の参加をお待ちしています。よろしくお願いいたします。



▼ ブラ・プロ その後 (8月21日up)

今年1月から活動が始まった、ブラームス・プロジェクト。太田惠資(vl)さん翠川敬基(cello)さんと私(p)による、いわゆる(クラシック音楽で言われるところの)ピアノ・トリオの演奏は、7月にめでたく(?)ブラームス作曲『ピアノ三重奏曲 第一番』のお披露目を終えました。

そして、その後、となるわけです。黒田京子トリオ、あるいはブラームス・プロジェクト・第二楽章、と名付けられたユニットの年内いっぱいの活動は、以下のとおりです。

9月1日((水)、10月5日(火)、11月4日(木)、12月29日(水)は、このトリオ発生の地、プロデューサーが店主の大泉学園・inFで。(ちなみに、9月1日は店主の誕生日です。)
上記以外では、12月18日(土)、千葉県・稲毛にあるキャンディ、で演奏する予定です。

今、日本で、こんなトリオの演奏は聞くことはできないと思います。(強気の発言)ぜひおでかけください。



▼ 坂田明(as,cl)mii(みい) CD『赤とんぼ』発売 (8月21日up)

既におしらせしてありますが、坂田明(as,cl)さんをリーダーとする、バカボン鈴木(b)さんとの3人のユニット、坂田明mii(みい)による、初めてのCD『赤とんぼ』が、10月5日に正式に発売されます。

それを記念して、今年の秋から初冬にかけて、ライヴやコンサートがたくさんあります。
都内、都内近郊はもとより、10月下旬は東北方面へツアー、11月下旬から12月上旬にかけて関西・中国・九州ツアー日程がほぼ決まりました。

この3人のユニットが結成されたのは2000年1月。活動を始めてから、現在5年目になります。去年ドイツ・フランスに行った以外は、ほぼすべてバカボン君が運転するバカボン号での、実にアナログな3人での旅。北海道、東北、関西、中国方面などなど。去年は海外約1万キロ、国内1万キロを旅しましたが、これまでいったいどれくらい旅をしたことになるでしょう。

運転手は君だ♪、マネージャーとナビゲーター(カーナビなどという現代的な装置はバカボン号には付いていない。地図を見て道を探すのであった。)は僕だ♪、会計と緊急事態発生に備えるお菓子係りはあなた♪、といった感じでしょうか。

移動日で夜に演奏がなければ、道中で温泉を見つけると、当然立ち寄り。ほとんど人が足を踏み入れそうにない道でも、ごとごとと車は力強く走り。行き止まりの標識があるにも関わらず、暗黙のうちに突き進んで行ったり。水たまりがあるとミジンコを顕微鏡で覗き。川があれば泳ぎ。おいしそうな店を発見すれば、どれどれと試し。

そして今回、バカボン号では初めて九州の地を踏みます。かつ、『赤とんぼ』を積んでの行商の旅であります。ついでにノボリも立てて走るか?

いい旅をして、いい音楽を残してきたいと思います。各地のみなさん、応援に来てください。



▼ レコーディング参加予定>2件 (7月21日up)

8月中に2つのレコーディングが予定されています。

ひとつは、喜多直毅(vl)さんが何人かの方たちとデュオで演奏した作品を中心にしたアルバムに、私も2曲ほど参加する予定。

もうひとつは、早坂紗知(as,ss)さんがスタンダード・ジャズを中心に曲目を組まれると聞いている、カルテットでのレコーディングに参加予定です。これはドラマーにフェローン・アクラフさんを迎えたものになるようです。

発売予定等は追っておしらせいたします。
(しっかし、暑いですねえ。酷暑の夏、暑中お見舞い申し上げます。)



▼ ピアノ三昧の一夜 (7月2日up)

9月29日(水)、谷川賢作(p)さんがプロデュースしている、東京・銀座は歌舞伎座の裏手辺りにある旅館・吉水の地下ホールにて、『Aqua De Beber vol.3 ピアノ三昧 vol.1』と題されたコンサートがあります。これはピアニスト5人がそれぞれソロ演奏をするという企画で、演奏者は谷川さんの他、田中信正さん中村真さん、七ッ谷ゆみさんが予定されています。そもそもピアニストが5人もそろうことはめったになく、私も今から楽しみにしています。

また、終演後、ミュージシャンとお客様と交流できるミニ・パーティーがあります。そのパーティー付きで6000円の料金になりますが、考えようによってはかなりお得かもしれません。少々懐が温かく、御用とお急ぎでない方は、このピアノ三昧の一夜をぜひお楽しみくださいませ。なお、予約制になっていますので、お問い合わせ・ご予約は吉水へお願いいたします。(吉水 03-3248-4432 )



▼ 今秋、坂田明mii、のCD発売 (6月25日up)

今年2月末にレコーディングした、坂田明(as,cl)さんのグループ、mii(みい)のCDが今秋発売されます。バカボン鈴木(b)さんと3人で続けてきたこのグループの活動も5年目に入りましたが、初めてのCDです。タイトルは『赤とんぼ』。なんと秋にふさわしいことでしょう。一家に一枚、そなえておけば、憂いなし。

これを記念して、都内近郊では10月18日(月)新宿・ピットインで、その翌日19日(火)横浜・ドルフィーで、CD発売記念ライヴが行われます。ぜひおでかけください。

なお、この後、10月下旬から東北方面へツアー、11月下旬から12月上旬にかけて西日本・九州ツアーが組まれています。バカボン号での行商の旅。いい旅をして、いい音楽を残してきたいと思います。



▼ 「著作権の一部を改正する法案」について (6月16日up)

この法案は既に参議院を通過していましたが、6月3日の衆議院本会議で、全会一致で可決されました。改正原案のままでの成立となり、一般消費者の不安に配慮してか、大臣答弁と付帯決議で運用方針に努力目標をつけるということで採決されました。



▼ 映画『白神の夢〜森と海に生きる〜』 (5月30日up)

おしらせがたいへん遅くなってしまいましたが、長編記録映画『白神の夢』(監督:小池征人 )が完成し、今年2月に都内で既に試写会が行われました。この音楽を担当されたのは坂田明(as,cl)さんで、私が参加しているmii(みい)での演奏も使われています。大きな映画館にかかる映画ではなく、基本的に自主上映というかたちをとっていますが、世界遺産に指定された秋田県八森町の背後に広がる白神山地の自然、命、人々の暮らしなどを淡々と描いた、じわーっとくる映画です。興味のある方は上映会におでかけください。

この映画のサイトはこちら。
http://www2.tba.t-com.ne.jp/srkm/index.htm



▼ 著作権法改定による輸入CD規制に反対します (5月25日up)

5月24日、文化庁(河村文部科学大臣)、日本レコード協会(依田会長)に意見書・公開質問書が提出されました。
http://copyrights.livedoor.biz/archives/691283.html

なお、下記の声明文は
http://copyrights.livedoor.biz/archives/572294.html
にあります。



▼ 著作権法改定による輸入CD規制に反対します (5月12日up)

5月11日正午、以下の意見書(声明文)が公開されました。
総合サイト http://copyrights.livedoor.biz/
私はこの意見書に同意し、署名をしました。

詳細は上記のwebを読めば知ることができます。まず、そのwebをお読みの上、ここへ戻ってきて、以下をお読みください。

正直に言えば、当初私の意識は、日頃どうしても日本語のしっかりとした資料や解説が必要と思われるCDでない限り、輸入CDを購入することが多いので、日本盤より安価な輸入盤が入手できなくなるのは経済的に困る、といったごく単純なものでしかありませんでした。あるいは、輸入盤でしか入手できないものを購入することも少なくないので、そりゃ困るといった感じもありました。また、日本盤より輸入盤の方が早く店頭に並んだりすることもあるので、敬愛するミュージシャンのCDをいち早く入手することが密かな喜びだったりしたことも、ま、若い時はあったりしたわけで、単にあのミュージシャンの新しいアルバムを早く聞きたい、といったわくわく感がなくなるのはつまらないな、といったものでしかありませんでした。

しかし、この問題には実に複雑な要素、すなわち著作権法、印税、海外レーベルとのライセンス契約、再販価格維持制度、輸入盤ビジネス、5大メジャーの動向、日米租税条約等々といったことが絡み合っており、さらにこの法案がいわゆるメジャーレーベル(主として日本とアメリカ)のアジア戦略の一環の中で立ち上がってきたことを知るに及び、これは日本の音楽の状況、文化の在り方といった深いところにまで降り立つ問題だと考えるようになりました。

平たく言えば、メジャーレーベルの思惑で、音楽を聞く喜びを享受する多くの人たちの状況が変わってしまう可能性がある、という事態に、非常に危機感を覚えたのです。

現在幸いなことに、日本では世界中の音楽を聞くことができます。その多様性を狭めることになるかもしれない道をこの国が選択し、その法が私たちを縛ることは、私たちの耳の自由を奪うことになると思います。そしてひいては音楽の、文化の貧困につながるとしか思えません。

また、私も含め、私の周辺には世の中からはしごくマイナーと思われる活動を、しかしながら真面目に音楽のことを考え、共に喜びを分かち合おうとしている人たちが多くいます。そうしたいわばマイノリティの人々の声が無視されるような状況を、私はたいへん危惧しています。

音楽は常にすべての人々に開かれてあるべきだと思いますし、耳を開こうよ、いろんな音や声を聞こうよ、と呼びかけている私にとって、今回の法案が通ることを良しとしない声を自らあげることが、今回の署名につながりました。その力はほんとに微々たるものでしかないとしても。

その他、この件に関しては、以下のwebでも詳しく知ることができます。一般の署名方法についてはここに詳細が記載されています。
http://sound.jp/stop-rev-crlaw/

また、フランスに亡命した後のベンヤミンが『複製技術時代の芸術作品』を著し、最初にテキスト(フランス語に翻訳されたもの)が出たのが1936年、日本語訳が出たのが1960年代。そして今、2004年。かの”教授”は既にこんなことを書いています。
http://diary.nttdata.co.jp/diary2004/05/20040509.html


追伸
昨日、三ヶ国訪問を控えた皇太子の記者会見が報道されました。その中で、現在静養中の雅子妃のことについて、”異例の苦言”を呈していました。

「雅子にはこの10年、自分を一生懸命、皇室の環境に適応させようと思いつつ努力してきましたが、私が見るところ、そのことで疲れきってしまっているように見えます。それまでの雅子のキャリアや、そのことに基づいた雅子の人格を否定するような動きがあったことも事実です。」

いったい誰がどんな風に、といったことは控えられていましたが、それでも公の場でここまで話をした皇太子の胸の内は、また雅子妃の置かれている状況は、相当深刻なもので、想像するにあまりあるものがあるように感じられました。

このことは別に輸入CD規制問題とは何の関係もありませんし、いわんや私は皇室礼賛者でも無論ありません。この皇太子が「言った」こと、がなんだか大切なことのように思えています。逆に言えば、そう言わざるを得ないくらい、救いを求めている声が聞こえてくる気がします。そして実際、人間には言えることよりも、言えないことの方がはるかに多いのだ、という事実に新ためて気づかされます。

松本清張の『砂の器』の発端が”村八分”であったように、この国にはタブーと言われるような領域が存在しているように思います。皇室のこと、部落差別問題、在日朝鮮人問題等々に絡むことなど、暗黙のうちの数多くの現実が。別に日本に限ったことではないと思いますが、私には欧米諸国に比べ、個人の考えを率直に述べたり、声をあげることが抑えつけられる風潮がこの国にはあると感じています。

こう考えると、この松本清張の作品は文学者としてできること、を私に教えてくれているように思います。そして、ひいては、ではいったい音楽家としての自分に何ができるのか、という問いが投げかけられる思いになります。ただひとつ、私にわかっていることは、かつての拙web上にアップしていた音楽日記にも書いたことがあるように、言えないことに思いを馳せ、声にならない声を聞き取ろうとすることだと思うに至ります。つまり、聞く、ことだと。

ともあれ、非常に強引な結びつけかもしれませんが、言うことが、伝えることが、大事だったりすることも、世の中にはあるように思うわけです。

にしても、皇太子のこの話はこれ以上公になることは決してなく、この国はなんだかよくわからない薄暗い雲のようなものを抱えながら続いていくのでしょう。わからないと言えば、責任をとって辞任する人もあれば、「人様のことをとやかく言う立場にはない」と言いながら議員を続けていく人もあれば。ようわからん。ようわからんとみんなが言っているのに、国民年金法案は通ってしまいました。ほんとにこれでええんかいな。



▼ おおたか静流(vo)さんの新しいCDが発売されました (5月12日up)

5月12日、おおたか静流(vo)さんの新しいCD『In a Silent Flow』が発売されました。私はこのアルバムの中で一曲だけ演奏しています。
アルバムの詳細はこちらへ。
http://www.pj-t.com/kochi/index.html

また、この発売を記念して、山野楽器本店7Fイベントスペース/銀座にて、スペシャル・イベントが行われます。約30分程の予定ですが、内橋和久(g)さんと共に私も演奏します。山野楽器でこのCDを購入すると、招待券を入手できる模様です。ご来場ください。



▼ 追伸>秘密のプロジェクト (5月12日up)

この下の記事に、秘密のプロジェクトのことが書かれていますが、inFjから外に出て初めてのライヴが、南レク・Jazz Inの前に都内で行われます。8月11日(水)、演奏場所は代々木・ナルです。ぜひおでかけください。



▼ 秘密のプロジェクトの全貌、明らかになるや否や (4月28日up)

今年1月から、大泉学園・inFで、ひと月に一回、ライヴを続けてきた、太田恵資本(vl)さん翠川敬基(cello)さんとのユニット、すなわち公然の秘密のプロジェクト・・・ブラームス・プロジェクト(企画・責任:店主)、の全貌が明らかになるや否や!

来る7月17日(土)に決定しました。

この日はこのお店・inFが保谷で開店してから、ちょうど九周年、まる十周年目に突入となる開店記念日でもあります。
おいしいお酒とお料理に酔いしれながら、みなさんといっしょにお店のお祝いをしつつ、このユニットの一つのピリオド(ブラームス作曲、ピアノトリオ第一番を演奏するのが目的)と、新たな活動展開を応援に来てくださーい。

って、ほんとにピリオドになるか、は私にかかっているのですが。とほほ。いやいや、ただひたすら繰り返し練習するのみ。演奏行為というものが、いかにフィジカルなものであるかを痛感している日々です。正直言って、こんなに練習したことは近年ほとんどなかったのではないかと思う私であります。なんですけどねえ。ほんとに弾けない。へたくそ。店で初めて楽譜を手にとってみた時、固まってしまった自分を、今でも憶えています。シャ、シャ、シャープが5個もあるううう。そして約l30年ぶりに譜面を前にして座って、そのままお地蔵さんになってしまったのでした。

ちょっとだけお話。私は中学・高校時代、いつも人数ぎりぎりで参加せざるを得なかったハンドボール部に在籍していました。その成果で、左薬指は曲がったまま、左親指関節は脱臼した痛みが残ったまま。その後激しい雨が降る中、某ドラマーの片づけを手伝っていて階段で垂直に尻餅をついた効果で、妊娠すれば直りますよという言葉を信じたのはいいけれど、穴に指を突っ込まれて直されることもなかったため、坐骨神経痛持ちの身となり。約2年前にぎっくり腰をやって以来、時々腰痛に悩まされ。

ああ、それでも「自立せよとブラームスは言った」のでした。その天からの声を聞いたのは2月のリハーサルの時なり。その時点で、ジャズをやろうが、即興演奏をしようが、このようにおたまじゃくしがいっぱいの書かれた譜面をやろうが、私には同等の意味があると、勝手に事故、いえ自己納得。

ぜひぜひ、足をお運びください。

追伸
このユニットで、8月14日、四国・愛媛県、城辺町で行われている南レク・Jazz Inで演奏します。
inFから外に出ての、初めての活動になります。



▼ 四国にある美術館で演奏します (3月31日up)

6月27日(日)、四国の香川県・丸亀市にある、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で演奏します。山口とも(per)さんおおたか静流(vo)さんとのコンサートです。その前日にはともさんのワークショップも企画されています。お近くにお住まいの方は、ぜひお越しください。



▼ 山東町の『ほたるまつり』で演奏します (3月31日up)

6月6日(日)、去年に引き続き、町のホタル大使に任命されている、おおたか静流(vo)さんのコンサートが、滋賀県・山東町ルッチプラザで行われます。共演者は内橋和久(g)さん。お近くにお住まいの方はどうぞ足をお運びください。



▼ ライヴ演奏付き、無声映画上映会があります (3月12日up)

6月3日(木)午後7時から(開場午後6時)、赤坂・東京ドイツ文化センターで、1919年に作られた無声映画『怪奇な物語 Unheimliche Geschichten』(リヒャルト・オスワルド監督)に、ライヴ演奏で音楽を奏でます。

共演者は素晴らしい音楽家、平野公崇(sax)さん。平野さんにはソプラノ・サックスからバリトン・サックスまで、駆使して演奏してもらうことになると思います。

この映画は原ネガが行方不明になっていたもので、シネマテーク・フランセーズのニトロ・コピーを元に復元され、2002年にドイツで公開されたものです。「幽霊」「手」「黒猫」「自殺倶楽部」「妖怪」の5篇の物語がオムニバス構成されている作品です。

閉店後の骨董店の3枚の絵から、娼婦と死神と悪魔が抜け出して、店頭に積まれた本の中から怪談を選んで読み始め・・・。うぎゃあああ。という風に、5つの作品が次々と紹介されます。

いかにも当時のドイツ表現主義映画という作品で、無声映画をあまりご覧になったことがない方にもお楽しみいただけると思います。

入場料は1500円。約95分。なかなかリーズナブルで、映画も音楽も楽しめます。ぜひおでかけください。終演後は隣のドイツレストランで、ドイツ・ビールを一杯、ってのはいかがでしょう?



▼ 栃木県立美術館で演奏します (2月11日up)

ちょっと気が早いですが、5月の連休中のコンサートのおしらせです。楽しいものにするつもりです。おでかけの計画に、ぜひお入れください。

5月2日(日)午後3時から、宇都宮駅の近くにある栃木県立美術館で行われるギャラリー・コンサートで演奏します。(約一時間演奏予定)

これは4月25日から5月30日まで開催される、エミール・ノルデ展の関連企画として行われるコンサートです。ノルデ(1867-1956)はドイツ表現主義派の巨匠として、その色彩豊かな美しい水彩画や版画作品に優れた作品が多いことでも知られた芸術家です。

コンサートの題名は 『Ur(うぁ)−根源的な方向へ』 としました。

共演者は、山口とも(per)さん。さすがに国営放送(NHK教育)の力は偉大らしく、この一年間「ドレミノテレビ」で活躍していた”ともとも”こと、ともさんが来る、ということで、既に地元では話題沸騰中(?)。

ソロ、デュオ、即興演奏、言葉、ダンス(?)、さーてどうなりますか。

料金は企画展の観覧料(一般800円、大高生500円、中学生以下無料)が必要になりますが、コンサートを聞くのは無料です。

場所:栃木県立美術館 常設展示室
   宇都宮市桜4-2-7 (〒320-0043)
   Tel:028-621-3566 Fax:028-621-3569



▼ オンエア(Radio)情報 (1月21日up)

1月20日(火)の午後7時から、宮城県・石巻市のラジオ番組で、私の最初のCD『Something Keeps Me Alive』に収められている曲が、30分番組の中で流されました。約25分もかけてくださるとのこと。古〜い作品で、しかも石巻でしか聞くことができませんが、ともあれ私の演奏がより多くの方たちの耳に届くことは、大きな喜びです。



▼ オンエア(TV)情報 (1月18日up)

1月27日(火)午前11時00分から11時40分、NHK・BS2の番組『公園通りで会いましょう』(生放送)で、その週のホスト役をつとめる酒井俊(vo)さんのバックで演奏します。再放送はNHK・hi-visionで、当日午後3時20分から4時の予定です。
この日のゲストは楠瀬誠志郎(vo)さん。そのバックをつとめるのは古川初穂(p)さん。他に、岡部洋一(per)さんといっしょに演奏します。
美しい日本語の歌や童謡のお話や演奏が中心の一日です。メドレーも用意されていて、私はアコーディオンも演奏する予定です。
御用とお急ぎのない方は、どうぞご覧ください。



▼ 坂田明miiレコーディング予定 (1月18日up)

今年で4年目の活動に入った、坂田明(as,cl)さんバカボン鈴木(b)さんの3人のユニット、坂田明mii(みい/ひい、ふう、みいのみい/トリオと外国語で言わないユニット)のレコーディングが、2月27日(金)にレコーディングをする予定です。さてどんなCDができあがりますか。お楽しみに。



▼ おおたか静流さんのCD発売予定 (1月18日up)

昨年末にレコーディングを終えた、おおたか静流(vo)さんのCDが今春発売予定です。私も1曲だけ、デュオで演奏しています。どうぞお楽しみに。






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