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(最新ニュース)

2005年


▼ 隔月刊ジャズ批評11月号(128号) (2006年5月6日 up)

2005年10月24日に発売された『ジャズ批評』11月号の特集は「女性プレイヤー最前線2005」です。税込価格1,260円、A5判、224頁。

主な内容は、
女性ジャズ・ミュージシャンの歴史とそのスターたち:岩浪洋三
女性プレイヤーのプロフィールを一挙公開
美しいジャズ・プレイヤーたちの活躍:バードマン幸田×岩浪洋三
EUROPEAN JAZZ FESTIVAL 2005:藤岡靖洋
遊び心もジャズの重要なファクターだ!:岡村融
日本のジャズ最前線:高木信哉
Jazz From the West#4
MOONKS登場!本日のパトロール完了!:CDレヴュー(連載)
となっています。

上記中、女性プレイヤーのプロフィールのところに、私も少し紹介されています。



▼ 喜多直毅(vl)さんのレコーディング (11月24日 up)

下記レコーディングで収録できなかった曲の録音が、11月21日に行われました。この日は全部で3曲。結局、午後1時に入って終わったのは11時頃になってしまいましたが、この日ですべての録音が完了とのこと。

具体的には、喜多直毅作品集といった感じになるようです。喜多さんのオリジナル曲の他に、鬼怒無月(g)さん、宮野弘紀さん(g)さんが作曲されたものが、それぞれ1曲ずつ収録されているとのことです。

どんな感じに仕上がるのでしょう。みなさんも楽しみにしていてくださいませ。



▼ 喜多直毅(vl)さんのレコーディング (9月7日 up)

9月5日、喜多直毅(vl)さんの新しいアルバムのためのレコーディングが半分終了しました。演奏メンバーは、他に佐藤芳明(accordion)さん、クリストファー・ハーディー(per)さんの4人です。午後1時に入って、スタジオを出たのは深夜0時頃。クリスさんはまだオーヴァー・ダビングの録音をされていましたが、この日は4曲録音。

(それで思いました。黒田京子トリオのCD、全部で11曲収録されていますが、これらは約4〜5時間で録音されました。しかも、約半分は当日持ち込まれた曲で、3人で初めて演奏したわけですから、もしかしたら驚異的なできごと?)

ともあれ、私はこのような若いミュージシャンたちと演奏できることを心からうれしく思っています。喜多さんも佐藤さんもクリスさんも、私の何倍もの演奏技術を持っている、とても音楽性豊かな人たちです。

今回のアルバムは主として喜多さんのオリジナル作品を集めたものになるそうです。他に、作曲を依頼した方の作品も入るそうで、それらはまた別のメンバーとの録音になるとのことです。

今年アルゼンチンでの演奏(小松亮太(バンドネオン)さんのグループで)を終えて以来、新たな境地を開拓しつつある気配を感じられる喜多さんですが、さてさて、どんなアルバムになるのでしょうか。楽しみです。



▼ 平野公崇(sax)さんを招いて (7月11日 up)

今年4月に大泉学園・inFで行った、平野公崇(sax)さんを招いての即興演奏。
今回は巻上公一(vo)さんと3人で行います。
さーて、どうなりますか。
ぜひぜひおでかけください。

なお、inFは小さな店で座席数に限りがあります。できるだけ事前にご予約されることをお勧めします。



▼ 『 Jazz.Net 』について  (6月13日 up)

既にこのweb上でも先行予約を受け付けている、黒田京子トリオのCD『 Do you like B ? 』が、JJazz.Netというサイトからも購入できるようになりました。
ミュージシャンに直接注文するのはちと気が引けるという方でも、気軽に購入することができます。どうぞご利用ください。

http://www.jjazz.net/

このサイトは日本のジャズミュージシャンなどのことを積極的にとりあげているサイトで、リニューアルを機に、「大切なものに出会うために」という言葉をキーワードに、ミュージシャンが文章を寄せたり、新譜が紹介されていたり。また、音楽配信(入会要、料金要)なども行っていて、ラジオ感覚で楽しむことができるようです。

私はこの中の「大切な人」というコラムに文章を寄せました。お暇な方はのぞいてみてください。

また、このサイトから、吉祥寺にあるライヴハウスの老舗、サムタイムでのライヴ録音を聞くこともできます。
6月10日(金)に早坂紗知(as,ss)さん、永田利樹(b)さんの3人で演奏した時のライヴの模様が、1時間番組に編集されて、多分7月頃から聞くことができるようです。
なお、同日の録音が別編集されるかたちで、CS放送ミュージックバードのジャズ・チャンネルでもお楽しみいただけるとのことです。

さらに、今後はサムタイムだけではなく、他のジャズクラブなどにも進出して、多くの日本のジャズ・ミュージシャンの活動を取り上げていくとプロデューサーは話しておられました。

ちなみに、このプロデューサーの方、私が'80年代後半に出したカセットテープ(篠田昌巳さんとのデュオ、篠田昌巳、大友良英、広瀬淳二の4人による「機械じかけのブレヒト」)をお持ちとのことで、少々驚きました。ご自身もサックス奏者でおられるとのことで、一昨年のブレヒト祭(両国・シアターカイ主催)でも演奏されていたとのこと。どこでどう縁がつながるか、わからないものです。

ともあれ、雑誌でもなく、情報誌(「ぴあ」からジャズクラブの情報が消えた、ってほんとう?)でもなく、CDでもなく、ラジオでもなく、これからの音楽の在り方の一つの方向を持っているように思える、ジャズ関連のサイトです。今後、例えばヨーロッパのラジオ局(ヨーロッパではラジオ局は強い力を持っています)とリンクするような発展の仕方をすれば、もっと面白くなるように思います。今後の展開にも期待したいと思います。

ということで、興味のある方は遊びに行ってみてください。

追伸
翠川敬基(cello)さんのwebでも、CDの販売を受け付けています。また、あららん、ここにこのCDについてのBBSができています。あわせてご利用くださいませ。



▼ 黒田京子トリオの初CD 『 Do you like B ? 』発売決定!
(5月20日 up)

昨年暮にレコーディングされた、翠川敬基(cello)、太田惠資(vl)、黒田による、黒田京子トリオのCD 『 Do you like B ? 』が、6月25日に発売されます。

このトリオは昨年から活動を続けているユニットです。各人のオリジナル曲をはじめ、富樫雅彦(per)さんの曲、パウル・ヒンデミットのモティーフによる曲などが収められています。

この新しいトリオの演奏をぜひ聞いてみてください!

この発売予定に伴い、ご注文(先行予約)をうけたまわります。

購入ご希望の方は、お名前、メール・アドレス、ご住所、お電話番号、さらに、ご希望枚数をお書き添えの上、下記メール・アドレスまでご連絡くださいませ。

ご連絡をいただいた方には、折り返しこちらから振込口座をおしらせいたしますので、お買い求めになられる合計金額を、指定の口座にお振込みくださいませ。確認次第、責任を持ってCDをお送りいたします。

なお、値段は1枚 2625円(税込み)です。送料はこちらが負担いたします。恐れ入りますが、振込み手数料はお求めになられた方にご負担いただくことになります。

  連絡先メールアドレス KK-kkyoko@ortopera.com
  (たいへんお手数をおかけいたしますが、
  上記アドレスの冒頭の KK- を 削除した上、
  コピーしてお送りくださいませ。申し訳ありません。)

みなさまからのご注文をお待ちしております!

なお、来る6月27日(月)、東京にある大泉学園・inFでのライヴが、最初のCD発売記念ライヴとなります。もちろん当日も販売いたします。あわせてどうぞ足をお運びくださいませ。

その他、都内及び近郊にてのライヴ、地方でのライヴも計画しています。このトリオに興味を持たれた方も、ぜひご一報くださいませ。



▼ 早坂紗知(as,ss)さんのリーダー・CD発売 (3月21日 up)

昨年夏、レコーディングされた、早坂紗知(as,ss)さんのリーダー・CD『beat beat jazzbeat!』が、4月10日に発売されます。

メンバーは、早坂さんのほか、人生のパートナーでもある永田利樹(b)さん、折りしもNYから来日していたフェローン・アクラフ(ds)さん、セネガル出身のワガン・ンジャエ・ローズ(sabar,talkimg drum)さん、私、です。

私が最初に早坂さんと出会ったのは'90年初め頃だったと思うので、振り返ればずいぶん長いお付き合いになっています。このアルバムは、これまで彼女がやってきたバンドのメンバーとして、というよりは、東京・吉祥寺にあるサムタイムというお店や、某ホテル(結局はクビになった)で演奏してきた、スタンダード・ジャズを集めたものという感じに仕上がっています。

といっても、「枯葉」や「サマータイム」をやっているわけではなく、セロニアス・モンク、オーネット・コールマンといった人たちの作品が半分、耳馴染みがあるところでは、「My Favorite Things」」「GoodBye」が収められています。

このCDには全部で9曲収められていますが、このうち私は6曲参加しています。昨年、私は7月中頃にブラームスの作品を発表したのですが、その約1ヶ月後の録音ということもあってか、自分で言うのもなんですが、ブラームスの曲を演奏した影響が色濃く残っている気がします。

興味のある方はお気軽にご連絡くださいませ。私のほうでも販売を取り扱っています。

なお、このCDの発売を記念して、3月30日(水)新宿・ピットインで、31日(木)横浜・ドルフィーでライヴが行われる予定です。また、来月は、NY在住のスティーヴ・ジャクソン(ds)さんを迎えて、ライヴが何回かあります。よろしかったら足をお運びください。



▼ 平野公崇(sax)さんを招いて (1月27日&28日 up)

昨年、東京駅近くのD-Crossでのライヴ、またドイツ文化会館で行われた無声映画上映に伴う演奏で共演した平野公崇(sax)さんをお誘いし、今年は季節ごとくらいに演奏の機会を持とうと思っています。たいへんお忙しい方ですので、その予定がうまく組まれるかどうかは定かではありませんが、決まり次第スケジュールにアップしていきますから、チェックしてくださいね。

内容は基本的に即興演奏。毎回、もう一人、優れた即興演奏家・音楽家に加わってもらい、即興演奏の新たな可能性を探りながら、音楽の現場を作っていき、いろんな意味での”かけ橋”となるようなものにしたいと思っています。

場所は、この話を快く引き受けてくださった大泉学園・inF、です。

ちなみに、第一回目は4月16日(土)。
メンバーは、翠川敬基(cello)、太田惠資(vl)、の4人で行います。
この日は、黒田京子トリオをまったく離れて、それぞれ一個人の即興演奏家として、平野さんとの演奏を楽しみたいと思っています。

どうぞお楽しみに!ぜひぜひおでかけください。
(事前にご予約していただいたほうがよろしいかと思います。)



▼ ブラームス・プロジェクト改め、黒田京子トリオの活動 (1月10日 up)

昨年、ブラームスのピアノ三重奏曲第一番を演奏するという目的で始まり、毎月即興演奏を主体として演奏してきた、翠川敬基(cello)太田惠資(vl)、3人のユニットは、今年も演奏活動を続けていきます。

大泉学園にあるinFでの月一回の演奏も行われていく予定です。1月はこのinFの他に、仙台でも演奏します。詳細はスケジュールへどうぞ。

本年もよろしくお願いいたします。みなさま、ぜひ応援に来てください。






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