2015年のトピックス
(最新ニュース)



▼カバレット公演『星に願いを』評 (12月15日 up)

大田美佐子さんがwebマガジン「メルキュール・デザール」に、先月28日、高瀬まこりん麻里子さんと二人で行った、船橋きららホールでのカバレット公演『星に願いを』のことを書いてくださいました。ご用とお急ぎのない方は、ぜひご覧くださいませ。

http://mercuredesarts.com/2015/12/11/

振り返れば、大田さんとは旧いおつきあいになります。私がトランクシアターという小さな劇団の音楽監督をつとめていた頃、クルト・ヴァイル・フェストなどで、何度かドイツ公演を行っているのですが、1990年代半ば、ドイツ文学の故岩淵達治先生の愛弟子のような感じで、ドイツ(デッサウのバウハウスでの公演のときだったと思います、記憶不確か^^;)で初めてお会いしたのが大田さんでした。私と同じ大学の出身の方ですが、私なんぞとは比べものにならないくらい、とても理知的で聡明できれいな方です。

以来、折に触れ、途切れることなく、ときどきお会いして話をしたりしてきました。昨年は彼女が勤める神戸大学で、黒テントの俳優・服部吉次さんと、やはりカバレット公演をする機会を得ることができました。ほんとうに有難いことです。

「カバレット」という言葉自体が、日本ではなじみがないかもしれませんが、これはやはり1990年代半ば、そのトランクシアターが公演のタイトルにしばしば付けることもあった、いわばひとつの表現形式で、昨年度、私は4つのカバレット公演を両国門天ホールで行いました。

今回のまこりんとのカバレットは、その昨年の門天ホールでの内容が下敷きになっていますが、特に後半のステージでは、今、この国がそこへ歩み始めていると思われる「戦争」への強い批判をこめました。けっして声高ではなく。

私がドイツで観たカバレットなどは、実はもっと社会風刺に満ち溢れたもので、それは現政権へのかなり直接的な皮肉だったり揶揄だったりしていました。そうした毒のようなものは、このまこりんとのカバレットにはあまり含まれていないと思います。というか、多分、あまり似合わないかな、と思っています。

でも、このまこりんとくろりんならではの、まこりんのあの声と語り、まさしく七変化と言っていい、幾通りにも表現することができるまこりんのすばらしい才能、そして私のピアノ演奏などが響き合う、空間と時間になったのではないかと思っています。

この場を借りて、評を書いてくださった大田さん、そして公演にご来場いただいたみなさま、船橋きららホールの関係者のみなさまに、あらためて心から御礼申し上げます。



▼山本亜美(二十五絃筝奏者)CD『つぐむ』評 (9月23日 up)

今春、二十五絃筝奏者・山本亜美さんのCD『つぐむ』が発表され、私は1曲、参加しているのですが、この発売記念コンサートが、7月29日(木) atソノリウム(東京・永福町)で行われました。

そのときのことを、ジャズ評論家・悠雅彦さんが“JAZZ TOKYO”にアップしてくださっています。
http://www.jazztokyo.com/live_report/report842.html

興味のある方はぜひお読みくださいませ。



▼喜多直毅(vn)さんとのデュオのweb (8月4日 up)

昨年、喜多直毅(vn)さんとのデュオのCD作品『』愛の讃歌』を発表しましたが、そのCDを携えて、今年は、7月に東北ツアー、9月に北海道ツアーを計画しました。各地のみなさま、ぜひおでかけくださいませ。また当地にお住いでない方も、どうぞ追っかけて下さいませ。

なお、喜多&黒田デュオのwebが、広報宣伝部長の喜多さんの手によって作成、運営されています。デュオの情報などを、こちらで知ることができます。どうぞよろしくお願いいたします。

喜多直毅&黒田京子 デュオのweb
http://www.kitakuroda.com/#!august-2015/c3yj




▼8月15日のライヴについて (8月4日 up)

8月15日、戦後70年になる終戦記念日に、明大前・キッドアイラックホールのギャラリーにて開催されている『戦没画学生 <戦場からの絵葉書展>』で、喜多直毅(vn)さんとデュオで演奏します。

その公演に寄せて、以下のような文章を書きましたので、ここにも掲載いたします。


・・・・・・・・・・


映画『ひまわり』を初めて観たとき、最後のほうのシーンで観ることができる、二人の長い沈黙が、この映画のすべてを語っていると思った。二度と戻らない時の重さと、失ったものの深さ、そして今こうして在る自分の現実と心。このように“戦争”を描くことができることに、私は心底感銘を受けた。

それは、10年以上前、上田にある無言館で演奏したときに感じたものと似ている。何も語らないたくさんの絵や文字などが、どれほど豊饒に話しかけてきたことか。その美術館のかたちが十字架になっていることを、私はあとで知ったのだが、演奏していたとき、どこからか誰かにみつめられている、何かの声が聞こえてくる、という感覚に襲われたことを、私は忘れることができない。

また、毎夏、丸木夫妻の原爆の図を本堂で展示し、「原爆忌・いのちの伝承」コンサートを行っている松本にある神宮寺で演奏した際、ソロで演奏していたときに、ギーギーと音が聞こえたと言っていた人がいたことを思い出した。私はただピアノを弾いていただけなのだけれど。

今年、この国は戦後70年を迎える。昨日、国会はその会期を95日間延長することを決めた。通常国会としては過去最長になるそうだ。集団的自衛権の行使を可能にする安全保障関連法案を、安倍政権はなんとしてでも国会で成立させたいのだろう。先週、「居ても立ってもいられなかった」と国会前に現れた療養中の瀬戸内寂聴さん(93歳)はもとより、今の日本は昭和16〜17年の状況に似ていると話す人はたくさんいる。特定秘密保護法案は戦前の治安維持法とロジックが同じだ、10月から始まるマイナンバー制度も、いわば国民総背番号制であり、やがて徴兵制に結びつくという人もいる。

そんな時代の流れのなかにある平成27年8月15日。戦没画学生によって描かれた、戦場からの絵葉書に囲まれて、否、対峙して、私たちは音を放ち、音楽を奏でる。この日にちと空間を選んだのは私たちだが、正直、あまりにも重い意味があることに、あらためて身が引き締まる思いだ。また、この喜多直毅と黒田京子によるデュオの音楽には、言葉や美術作品が密接にかかわっていることが多いが、このような空間で演奏することは、私たちには初めてのことだ。願わくば、天に届きますように。どうぞおでかけくださいませ。

2015年6月23日 沖縄慰霊の日に 黒田京子



▼『あんさんぶる』にCD『沈黙の声』のことが掲載 (5月14日 up)

2013年5月に発表した、調律師・辻秀夫さんと創ったソロピアノのCD『沈黙の声』について、アルテスを発刊している木村元さんが、『あんさんぶる』というカワイ音楽教室の先生のための機関誌(隔月刊)で紹介してくださいました。

木村さんは書籍やCDを3点+アルテスの商品1点を紹介するというスタイルで、これまで8年にわたって文章を書いていらっしゃるとのことで、今回、たいへん有難いことに、拙作をとりあげて文章を書いてくださっています。

この場を借りて、あらためて、木村さんに感謝申し上げます。

ensemble201505.pdf



▼山本亜美(筝)さんのCD発売! (5月6日 up)

5月1日に、25絃の筝を演奏する山本亜美(つぐみ)さんの、ソロCD『つむぐ』(2000円 税込)が発売されました。

私はこのCDに一曲だけ参加して演奏しています。

このCDのご購入をご希望の方は、以下の「邦楽ジャーナル」のサイトからお申込みができます。
http://hj-how.com/SHOP/2579.html

また、私からも直接ご購入いただけます。ライヴ会場でお気軽にお声かけくださいませ。メールでの対応もいたします。遠慮なくご連絡くださいませ。

そして、そのCD発売記念コンサートが開かれます。
7月29日(木) ソノリウム(東京・永福町)
8月2日(日) 萬屋宗兵衛(兵庫・神戸)
(スケジュールのページをご覧ください)
どうぞおでかけくださいませ。



▼山本亜美(筝)さんのレコーディングに参加 (3月31日 up)

3月、筝奏者・山本亜美(つぐみ)さんのレコーディングに、1曲だけ参加しました。これは山本さんの初ソロCD『つぐみ』として、4月1日に発売されます。

山本さんは筝という楽器としてはまだ新しい、二十五弦の楽器を演奏されています。

彼女とお会いしたのは、昨年(2014年)、野口雨情のコンサートのときですが、このような縁に恵まれて、うれしく思っています。

この作品の発表に伴い、東京では永福町にあるソノリウムで、ほか、神戸、京都でもコンサートが予定されています。お近くの方はぜひおでかけください。

そして、CD『つぐみ』。ご興味のある方は、どうぞお買い求めくださいませ。



▼ オルトペラの世界vol.3
  ~カバレット 冬公演~ (3月31日 up)

(終了後にアップしました)
カバレット・冬の公演は、トランクシアターに籍を置く女優・森都のりさんと二人で、「愛のうた、歌うたろか?」をお届けしました。







トップページに戻る

2015年のスケジュールを見る




過去のトピックスを見る(トピックスのインデックスページへ)

2004年  2005年  2006年  2007年  2008年

2009年 
 2010年  2011年  2012年  2013年

2014年