ORT Music
『耳のごちそう vol.7』 |
2月27日(土) |
『耳のごちそう vol.7』 ~未知なる響きへようこそ~ “魂の響き!” 佐藤通弘&吉見征樹デュオ |
▼出演:佐藤通弘(津軽三味線) 吉見征樹(タブラ) ▼日時:2021年2月27日(土) 開場14時半、開演15時(終演予定16時) ★終演後、出演者と交流会を行います ▼場所:IN VINO VERITAS (イン・ヴィーノ・ヴェリータス) 東京都府中市本町1-1-7 3階 042-368-6368 (1階&2階では、14時までランチ・タイム、 14時から22時まではティー&ディナー・タイム (土日祝)として、 お飲み物やお料理をお楽しみいただけます。 (交通) 京王線 府中駅から徒歩5分 JR南武線 府中本町駅から徒歩3分 JR武蔵野線 府中本町駅から徒歩3分 ▼料金:3000円(1ドリンク付き) 全席自由 ▼予約・問い合わせ: ・ORTMusic(黒田) kkyoko@ortopera.com ・SANTGRIA(新井) info@sangtria.jp ★席数に限りがあります *今回は新型コロナウィルス感染拡大防止を考え、 限定25席となりますので、必ずご予約ください ★上記、私宛にメール予約をされる方は、 お名前 ご連絡先(当日連絡がとれる電話番号) メールアドレス 希望枚数 を明記の上、上記メールアドレスまでご連絡ください。 ★ご注意とお願い 私宛てにメールでご予約をいただいた際、 gmail、ezweb、yahoo、といったドメインの方と、 私とのメールのやりとりが、 なぜか、うまくいかないことがございます。 私はメールをいただいたら、 即日、あるいは翌日には必ず返信を差し上げています。 もし私からの返信が届かない場合、 あるいは、メールを送ったのに返信がない場合、 (私に届いていないこともあります) たいへん恐れ入りますが、 一度、お電話にて、 もしくはご連絡いただいた携帯のSMにて、 ご予約の確認をさせていただくことがございます。 あるいは、予約をしたはずなのに、 私から何の連絡もないときも、 お手数ですが、お電話をいただき、 予約の確認をしていただければと思います。 どうかご理解くださいますよう、お願いいたします。 ▼主催:耳のごちそう実行委員会 ▼共催:ORTMusic SANTGRIA ★新型コロナウィルス対策について 会場はコロナウィルス対策を万全に行ったうえ、 限定25席で行います。 お客様にはマスクの着用、 会場内に入る前に検温、 手指の消毒にご協力いただきますよう、 お願いいたします。 また、ドリンクについては、 コロナ禍における衛生面を考慮し、 やむなくペットボトルでの提供のみ とさせていただきます。 さらに、開演前、本番中、終演後など、 窓や扉を開けて換気を行います。 なお、新型コロナウィルス感染拡大の状況により、 コンサート自体が中止になる可能性もありますが、 その際は主宰者から必ずご連絡差し上げます。 (ご予約時にご連絡先をお伺いします。) なにとぞご理解いただきますよう、 お願いいたします。 |
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「未知なる響きへようこそ」 津軽三味線とタブラ。異色の組み合わせとも思えるお二人の出会いは30年以上前、大阪のライヴハウスで、に遡るそうで、当時のことを、吉見さんは「お互いの印象が悪く、最低の出会いでした」と言っています。しかし、10年後、東京でのコンサートで再会し、意気投合して以来頻繁に共演するようになり、フランス、東ヨーロッパ、オーストラリアなど、佐藤さんの海外ツアーに吉見さんは同行し、2011年からは毎年国内ツアーを行っています。 佐藤通弘さん、吉見征樹さん。お2人とも厳格な伝統音楽を学び、伝統楽器を奏でていらっしゃいますが、その場、その時に、即興性にあふれた音楽を創っていらっしゃいます。そして、この国において、お2人は各自の楽器の可能性を追究するとともに、その音楽の世界を拡張し続け、孤高なる闘いをしてきた先駆者だと私は思っています。1990年代初頭、実は私もお2人とそれぞれ共演する機会を持っているのですが、当時、ジャズ・ミュージシャンやほかのジャンルの人たちと積極的に演奏する津軽三味線奏者やタブラ奏者はほとんどいませんでした。 「魂の響き!」これはこのデュオのユニット名ですが、じょんがら節はもちろん、各地の民謡や、佐藤さんのオリジナル曲も含め、お2人が奏でる音楽は時に切なく、時に激しく、みなさまの心に響くと思います。お2人のトークもとっても楽しいです。ぜひ足をお運びくださいませ! (ORT Music主宰 黒田京子) ★フライヤー 表 ★フライヤー 裏 |
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■出演者プロフィール&楽器について少しだけ 佐藤通弘(津軽三味線) 1957年、町田市生まれ。1970年、三味線の稽古を始める。1977年に弘前の山田千里師の演奏を聴き、衝撃を受け入門。弘前に移り住み、内弟子として昔ながらの修業を積む。1982年、全国津軽三味線競技会でA級優勝(2年連続)。以後、東京を中心に独自の世界を求めてコンサート活動を開始。ソロ活動のみならず、フリージャズ・サックス奏者の坂田明、前衛音楽家のジョン・ゾーン(USA)、金大煥(韓国)、フォークシンガーの三上寛、舞踏家の大野一雄といった幅広いジャンルのアーティストとのセッションも積極的に行い、国内外を問わず、津軽三味線の可能性を広げ続けている。2010年、息子・佐藤通芳(津軽三味線)と共に、伝統曲からオリジナル曲までを収めたCD『ひびきあう音色 からみあう感性』をリリース。 <津軽三味線> 日本独特の三味線という楽器は江戸時代中期に生まれ、以降、三味線は日本各地の土着芸能と融合して様々に発達し、当時日本最北端であった津軽地方において「津軽三味線」になったと言われています。本来は津軽地方の民謡伴奏に用いられるのですが、現代においては特に独奏を指して「津軽三味線」と呼ぶ場合が多く、撥(ばち)を叩きつけるように弾く打楽器的奏法と、テンポが速く音数が多い楽曲に特徴があるとされています。 吉見征樹(タブラ) 1984年、タブラを始める。1987年よりインドにてタブラの大御所ウスタッド・アラ・ラカ・カーン師と、その息子ウスタッド・ザキール・フセイン師に師事。1991年、プロデビュー。インド古典音楽はもとより、歌手・宇崎竜童やデーモン閣下、おおたか静流、ドラマの音楽なども手掛けるジャズ・ミュージシャン・佐藤允彦や菊地成孔、能管奏者の一噌幸弘など、様々な音楽家、ダンサー、アーティストと共演を行い、国内外を問わず精力的に演奏活動を続けている。即興演奏を得意とし、どのようなセッションにおいても自在に絡みつくその演奏は、打楽器でありながらもメロディアスであり、タブラであらゆるジャンルとの共演をこなす貴重な存在である。現在はラジオパーソナリティ、俳優としても活動の 幅を広げている。 <タブラ> タブラはシタールと並んで北インドを代表する古典音楽の打楽器で、独特な“タブラの言葉”で成り立っています。そういう意味では、タブラは素手でヤギの皮を叩く楽器でありながら、音程の調節もでき、歌を伴った旋律の音楽と言うことができると思います。ちなみに、北インドの古典音楽には作曲や楽譜という西洋音楽の概念はなく、その音楽は数百種類あると言われている「ラーガ」と呼ばれる旋律が醸し出す情感や、演奏者の感性や即興性に基づいています。 |